紬のある暮し|その一 | 山形 着物の販売・レンタル・着付け|とみひろ呉服サイト

紬のある暮し|その一

2025.10.22
着物の豆知識

「草木染め」

「草木染め(くさきぞめ)」をご存じですか?
やわらかく、深みのある自然の色合いが特徴で、身近な植物からさまざまな色をいただきます。

同じ植物を使っても、季節や染め方によって発色が微妙に変わります。
媒染剤(ばいせんざい)に、みょうばん・鉄・銅など何を使うかでも、色が異なります。

とみひろは自社に工房を持ち、
「とみひろ紬(つむぎ)」を数十年にわたり作り続けています。

とみひろ紬は、草木染めの糸で織り上げた紬。
すべて一点ものにこだわり、デザインから染め、
糸づくり、織りまで、一人の職人が丹念に手がけています。

これこそが本来の【草木染紬】です。

草木染めの糸は、年月とともに表情を変えます。
合成染料に比べると、日光や汗に弱い一面もありますが、
その色落ちさえも“風合い”として楽しめるのです。
長く着るほどに、自分だけの色に育っていく、
それが草木染めの紬をまとう醍醐味だと思います。

ちょっとした余談ですが、
白い半衿に汗じみができたとき私はティーバッグの紅茶で染めて、
あえて色ムラを楽しむことがあります。

また、植物石けんで身体や髪を洗い、
そこに酢とローズマリーを加えて手づくりのリンスにしています。

おかげで身体も髪も健康。
自然の力に、いつも感謝しています。


表参道 店長 宮良

 

草木の色には、どこかなつかしく、
やさしいぬくもりがあります。
店長のお話を聞くと、生活に馴染む安心感、
少しずつ変化していく味わいが、
豊かで魅力的だと感じました。

表参道店では常時「とみひろ紬」を
お手に取ってご覧いただけます。
どうぞお気軽にお立ち寄りくださいませ。

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