[vol.13]着物と” 夏の記憶 ” | 山形 着物の販売・レンタル・着付け|とみひろ呉服サイト

[vol.13]着物と” 夏の記憶 ”

2026.07.24
着物の豆知識

「あの夏の匂いがする」

夏生まれの海育ちだからでしょうか。
カレンダーの七月をめくれば、
花火の音や匂いがして、
日が暮れた砂浜を裸足で歩いた時のあの温かさを思い出し、
ワクワク感と共に郷愁に襲われる感情が無条件に湧いてきます。

誕生日には浴衣でケーキを食べ、
庭で線香花火、なぜか毎年家族写真を撮って、
プレゼントが嬉しかったこと。

地区の盆踊り大会が楽しみで、
子供会の会長だった父が張り切る姿、
準備に追われる母と祖母、
売れ残った金魚をお風呂に入れて満足げな兄と一緒に、
浴衣でちょこんと座るあどけない妹の姿が、
我が家の夏の風物詩でした。

一人暮らしをして就職し結婚もして、
日常は大きく変わってもう二十年以上経つのに、
夏の浴衣はいつまでも子供の頃の思い出のままです。

それは色鮮やかで優しくて、
花火が名残惜しくて火を灯し続けた、
忘れ難い夏の記憶です。
庭多泉 店長 伊藤

 

大人になったからこそ感じる
「懐かしい」という感覚。

行った場所、やったこと。
暑かった、冷たかった。
楽しかった、哀しかった。

そんな出来事は、感覚や感情と共に
思い出として記憶に残ります。

とみひろでは、
浴衣の着付けレッスンも開催しております。
浴衣を着て、忘れられない夏の思い出を。

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