紬のある暮し|その九 | 山形 着物の販売・レンタル・着付け|とみひろ呉服サイト
紬のある暮し|その九
2026.10.15
着物の豆知識
着物を通じて広がる人との出会い。
そのご縁が、いつしか人生の支えになっていることもあるのかもしれません。
お稽古をともにした時間や、何気ない会話、
節目ごとに寄り添ってくれた人たち。
「紬のある暮らし」では、
着物とともに日々を歩まれているお客様の声をご紹介しております。
第九回は、着物をきっかけに生まれたご縁と、
人とのつながりに支えられてきた日々を綴ってくださった、庄司様のお話です。
「きものと私」
異文化に触れたのをきっかけに
「日本の物をきちんと学びたい」と、
着物教室へ通い始めたのは20年程前の事です。
そこに集うのは、母ぐらいの年齢の人生の先輩方。
お稽古帰りにお茶を楽しんだり、
お針の手ほどきで着物を縫ったり。
本を開いては、一日中思いを巡らせたり、
すっかり着物に魅せられていました。
子育て期も、温かい眼差しに救われ、
お仲間とのご縁で出会ったのが店長の宮良さんでした。
子の節目ごとにいただくお見立てや細やかな助言は、
いつも心強い道しるべでした。
着物が手繰り寄せてくれた大切な繋がり、
それらに育まれて今の私があります。
これからも、気負わず着物と穏やかに月日を重ねていきたいです。
庄司様
ご主人様の転勤で海外や国内各地にお住まいの頃も、
お子様のお祝いのお着物は、
実物をご覧にならずに私にお任せくださいました。
そのお子様も、今年はもう高校生に。
月日の流れを感じるとともに、その成長をとてもうれしく思います。
大切な節目のお着物を、いつも信頼してお任せいただけること。
そのお気持ちが、私にとって何よりの自信と喜びになっています。
長年のご縁に、心より感謝しております。
表参道 店長 宮良